薬膳をよりおいしく楽しむためには

薬膳料理が体に良いことはわかっていても、漢方薬がベースとなることも多いためその匂いや味が苦手だという人もいるでしょう。しかし、身近な食材にも薬膳に使用できるものは多く、ちょっとした工夫でよりおいしく楽しむことができます。

薬膳は意外に手軽

薬膳料理は専門店でしか食べられない手間のかかる高級料理というイメージがあるのではないでしょうか。しかし、食材についてよく知っていればいつもの食材を使って簡単に作ることができます。薬膳で体の不調を改善するためには、季節や体調に合わせて食材を組み合わせることが大切です。

漬物や味噌など、発酵食品となじみが深い日本人には発酵食品を使った薬膳料理なら抵抗なく食べられます。発酵することで食材にはもともと含まれていなかった栄養素が付加されたり、味が良くなったりすることも少なくありません。いつもの食材を発酵食品と組み合わせるだけで薬膳になるのも魅力です。

おすすめの発酵薬膳料理

豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれており、疲労回復に効果があるとされています。しかし、胃腸が弱っていると肉の主成分であるたんぱく質の分解、吸収が進まないことがあります。味噌やヨーグルトなどに漬け込むことで、アミノ酸の分解が促進され消化もよくなるでしょう。

薬膳の基本、五行

五行は薬膳の大切な柱となる考え方です。例えば、夏バテで体調を壊しがちになる夏の属性の色は赤であり、赤い食材を摂取することで体にこもった熱やほてりを除去することが可能です。また、赤い食材は血液をサラサラにする効果も期待できるので、熱中症予防にも効果が期待できます。

季節や体調と五行を組み合わせて食材を選んで調理することで、簡単に薬膳料理をつくることが可能です。数ある食材のなかから苦手な物を省くこともできるので、おいしく食べることもできるでしょう。

本格的な薬膳料理

本格的な薬膳料理を家庭で作るには、薬膳に関する幅広い知識が必要となります。最近では通信講座などで薬膳マイスターなどの民間資格を取得することも可能です。しかし、食材選びだけでなく、組み合わせの割合や味までとなるとやはりプロの料理には敵わないでしょう。

まとめ

薬膳は基本となる考え方を知り、体調や目的に合わせて食材を組み合わせれば家庭でも簡単に作ることができます。しかし、本格的な薬膳料理は作るのが難しいだけでなく、漢方が主張し過ぎておいしく食べられないこともあるでしょう。当店では薬膳をよりおいしく食べられるメニューを提供しています。薬膳料理が初めての方にもおすすめです。